格闘空手の戦士たち ’97北斗旗空手道選手権大会 無差別

昨年、格闘王国オランダの超巨人セム・シュルト (2m10cm 110kg) に北斗旗を奪われた大道塾、社会体育の理念を貫き日本武道の精神を実践哲学として歩む大道塾は戦国乱世の格闘技界にあって、社会人としての役目を全うしつつ格闘空手の錬磨に励む大道塾の選手の面々がヨーロッパ武道界のドン ジョン・ブルミン会長の指導のもと毎日6時間以上の練習をこなすセム・シュルトにいかに立ち向かうか、これは、真さに社会人とプロの壮絶な戦いでもある。格闘空手が今やショー化しているなか、日本武道の真の空手とはを常に世に問い続ける大道塾は、海外から多くの共感を得、ロシア・ブラジル・スリランカ・チリ・オーストラリア・イラン・インド・パキスタン・そしてアメリカと次々に支部を認可、今や、大道塾空手は世界にその輪が広がり北斗縄空手道選手権大会は世界大会への序章とも言える。何が本物かが問われる現代の社会にあって諸君はこの大会に本物の格闘空手を見い出すだろう。