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【闘道館】20周年記念特別対談 ~ターザン山本×闘道館館長~ 第13回

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闘道館20周年記念特別対談
ターザン山本×闘道館館長

⑭ターザン山本

館長:そうやってはじまって。とにかく宣伝だって、毎日毎日チラシを撒くんですけど、駅前で同じ時間だと、対象がかぶるので。
通勤通学の人はだいたい同じ時間に同じ人が通るはずだから。
それだったら後楽園ホールでの試合前後にくばったら毎日違う団体がやってるし、違うファンに配れるし効率がいい。

ターザン山本:客を絞ったんだね。

館長:そうです。その方がディープなファンに直接配れるし。これに特化しようということで、後楽園ホールや、ディファ有明、日本武道館なんかで興行あるときをねらってチラシを配ったんです。
路上で手渡しでファンに配る。これしかないぞって。

そうやって配っていたら、、、先生がいたんですね。
業界関係者の顔って、当時あまりわかんなくて、でもさすがに先生のことは一発で目に入って。あ、ターザン山本だって!

ターザン山本:運命的な出会いですよぉ!

館長:「名前悪いなあ」って言われたんですが。
チラシの感想なんて、ごく親しい身内みたいな友達にしか聞かないから、誰も悪いこと言わないんですよね。
否定されたことなかったんで、先生の指摘は、全然嫌な気持ちじゃなくて、なんかこの人から、いっぱい勉強できるって。素直に興味が湧いたというか。

ターザン山本:アハハ。ボクも結論早いじゃないですか。瞬発力あるから。

館長:で、一揆塾がはじまって、何か月か通って。そのうち一回先生がお店にきていただいたんですよね。
ちょうど後楽園ホール前で、お客さんもたまたま入ってた時間だったんで。
人がいることに驚かれてて、ボクにこそっと小声で耳打ちされて、
「思ってたより10倍いいよ」って(笑)
ほめていただいて、
で、「スペースあるねえ。。。イベントやった方がいいよ」って。なぜかコソっと(笑)

ターザン山本:うん。そうだった。
 
▲ターザン山本初来館!珈琲を飲んでくつろぐ
 
館長:「でもレスラー呼ぶとお金かかるから、キミは一揆塾も来てくれてるから、ボクがギャラなしで1人でトークライブやりますよ!」って。
しかも、「1回じゃダメだよ。定期的にやってお客さん、引っ張ってこないと。ボクに任せといて!」って。

ターザン山本:えー、ボク、そんなこと言った!?ボクもよくそんなこと言うねえ(苦笑)

館長:うわあ、うれしいって、大感激しましたよ。
店をはじめて最初に出会ったプロレス関係者だった先生が
店に足を運んできてくれて、そういうこと言ってくれて、なんか、前田さんの「無人島に流れついたと思ったら、仲間がいた」って言葉じゃないけど、私にとってはターザン山本がいたって感じ?(笑)
全然違うわって突っ込まれそうですが(苦笑)

ターザン山本:アハハッ!館長は本当に前田日明が好きだねえ 。 
  
館長: それまで業界で知り合いっていったら、唯一大道塾の朝岡先輩が当時出世されて、「格闘技通信」の編集長になられていたんですが、他はまったく知り合いいなかったので、ここにきて味方が現れたっていう。
しかも、天下のターザン山本がって。

それが2001年の秋ぐらいでしたね。


ターザン山本:そうだったね。

館長:で、10月にはじめて一発目のトークイベント。
先生の「ターザン山本最強の55歳!自画自賛の会!!」ってやって。泰代の手書きの絵でチラシをつくって(笑)
 
▲第1回目のトークライブ
 
さすがに本当に先生にタダでやっていただくわけにはいかないので、気持ちだけでもお渡ししたいってことで、参加費を1,000円に設定して。

ターザン山本:え、入場料1,000円だった?とてもリーズナブル、安すぎますよお!
 
館長:やってみたら、あー、トークライブ。生の熱量がすごくておもしろいなあって。アンチの方も含めて、いろんなお客さんが来てたので、一揆塾とはまた違った緊張感もあって。でもそのエネルギーのキャッチボールが、プロレスの試合を観るのと同質のおもしろさがあって。

ターザン山本:うん。ボクは相手の心に火を放つ、言葉の放火魔だから。
 
▲第8回目のトークライブ
 
館長:そこから時間制喫茶をやりながら、たまにそういうイベント、ターザン山本トークライブを月一くらいでやるっていうスタイルになっていく。
で、翌年からはさらに一揆塾もうちでやることになって、毎週一揆塾の講義を開催。
それがテレ東の「アド街ック天国」で水道橋名物みたいな感じで放送されたりとかしました (笑) 

ターザン山本:あったね。
 
▲TV「出没!アド街ック天国」の取材を受ける一揆塾塾長
 
館長:あと、名前に関して言うと。うちの会社名、「我流事典」って名前。
最初は私の個人事業としてやってたんですけど。7年目くらいで株式会社として法人登記するんですけど。
その名前は、漢字を当初「我流辞典」って「辞」めるという文字で考えてたんです。
でも、先生が事柄の「事典」の方がいいんじゃない?って言っていただいて。
14年前。覚えてます?

ターザン山本:う~ん。。。

館長:忘れちゃいましたよね(笑)
闘道館や、キミたちの人生は、いろんな出来事が起こる、そしてこれからも、いろいろな「事」を起こしていくんだから、「事」の文字が似合うよって。 名付けていただいたんですよ。 だいたい「辞」は字画が多いから重たいって(笑)

ターザン山本:パチパチパチ そうだった!

館長:さすが最高顧問!って(笑)
ありがたく「事」の文字を頂戴させていただきました。
 
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